髪質改善を長持ちさせるためのセルフケア4選

ここ数年で浸透してきた髪質改善。最近ではインスタグラムなどのSNSでも髪質改善と検索すれば、ビフォーアフターの写真がたくさん出てきますよね。
中にはこんなお声もお聞きします。
せっかくの髪質改善での効果、長持ちさせる方法はないの?というあなたへ。
今回は髪質改善を長持ちさせるために自分で出来るホームケアをご紹介します!
Contents
そもそも髪質改善ってどれくらい持つの?
本来髪質改善ってどれくらい持つものなのかご存知ですか?
その答えは、サロンで扱う薬剤や美容師さんによっても異なりますが大体1ヶ月〜3ヶ月と言われています。
従来のトリートメントでは持っても2週間ほどと言われるものが多くありました。
それを考えると、髪質改善はとっても画期的な施術なのです!
しかし、もちろん全員が1ヶ月〜3ヶ月効果が持続するわけではありません。
元々髪の痛みが酷かったり、ホームケアがきちんとできていなかったりすると、持ち時間はかなり短くなります。
安心してください!髪質改善でも、カラーやブリーチをした髪の毛に当てることができる優しいものもあります。
ただ、髪質改善のトリートメントは、すでに傷んでしまった髪が元の傷んでいない髪に戻るわけではありません。
傷んでいる髪にコーティングしてあげるケアで、まとまりやすく綺麗に見せてくれる効果があります。
そのコーティングを無理やり剥がしてしまうと、元々傷んでいた場所に負荷がかかり、さらに傷んでいるように見えたり、長持ちしなかったと感じたりしてしまうんですね。
髪質改善を長持ちさせるために一番大切なことは、ホームケアでどれだけ日頃のケアが正しくできているかなんです。
長持ちさせるために自分でできることは?
「家でもサロンと同じように、高い機械やシャンプーを使わなければならないの?」
と思いがちですが、決してそう言うわけではありません!ホームケアで一番抑えて欲しいポイントはこちらの4つです。
- シャンプー前の予洗いを念入りにする
- トリートメントのつける順番を意識する
- サラサラヘアはドライヤーの風向きで決まる
- 食事で体の内側から髪質をキープする
今日から実践できる簡単な方法ばかりなので、早速今日から試してみてください。
シャンプー前の予洗いは念入りに
シャンプーで髪を洗う時何を一番重視して欲しいかというと、ズバリ予洗いです!
実はシャンプー前の予洗いでは、髪の汚れや頭皮の古くなった角質を8割近くも落としてくれる効果があるのです。
残りの2割は何で落とすかというと、これがシャンプーの役割です。シャンプーは皮脂などの油系の汚れを落とすのに優れています。
汚れが溜まってしまうと、毛根に根詰まりを起こします。また、いきなりシャンプーをつけると髪への刺激が強すぎるため、せっかくの髪質改善も長持ちしません。
なので、予洗いをサッと済ませてすぐにシャンプーをつけてしまう方は、シャンプーで洗うのと同じか少し長いくらいの時間で予洗いをしてあげてください。しっかり汚れがとれ、シャンプーの効果も発揮してくれます。
さらに言うと、予洗いの前にブラッシングをしてあげると水通りがとっても良くなります。
髪を傷めずに予洗いの効果をさらに高めてくれますよ!
トリートメントは〇〇からつけると効果的?
トリートメントは最初につけた場所に多くつきます。なので、ご自身でトリートメントをする場合は一番傷みやすい毛先からつけるようにしてみましょう。正しいトリートメントの付ける順番はこちらです。
- 毛先
- 髪の内側
- 耳周り
- 耳から下の表面
実は、トリートメントって根元までつける必要はないんです。たっぷり根元までつけてしまうと頭皮が炎症したり、髪にトリートメントが残ったりして、傷ませる原因にもなります。
また、髪質改善をした日から約2週間くらいはあまりつけすぎないようにしましょう。
トリートメントとは言えど、髪には少なからず刺激を与えてしまいます。その人によって使用量は異なるので、美容師さんに相談して決めてみるのも良いですね!
サラサラヘアはドライヤーの風向きで決まる
ただ髪を乾かせられればそれで良いと思っている方、要注意です!
ドライヤーは必ず上から下に風を当てるように意識しましょう。
お風呂上がりの髪の毛は、髪を刺激から守るキューティクルが開いている状態です。
キューティクルは鱗状になっていて上から下向きに開きます。
なので、下から上に風を当ててしまうと髪の中の水分やタンパク質が失われ、ゴワゴワな髪の毛になってしまうのです。変な風に髪に癖がついてしまう可能性もあります。
せっかく髪質改善をしてもドライヤーで髪を傷めていては、長持ちしないですよね。
おすすめのやり方は、手櫛で髪をざっくり取って全体を上から下に温風を当てた後、同じように冷風を当ててあげること。
また、毛先よりも地肌や根元を中心に当ててあげましょう。髪のキューテクルも閉じて、サラサラ髪を維持できます。
食事で体の内側から髪質をキープ!
髪の毛のハリやコシを出してくれるのに欠かせないのがタンパク質です。
髪の毛は皮膚や爪と同じようにタンパク質からできています。ですが、タンパク質は体内で作ることができない栄養素なので、食事で積極的に補わなければいけません。
- 肉類
- 魚介類
- 卵類
- 乳製品
- 大豆製品
上の5つは特にタンパク質の含有量が多い食べ物なので、毎日バランスよく摂取しましょう。
とは言え、「食事で摂取するのは難しい…」と思いますよね 。
そんなに方はサプリやプロテインもおすすめです。今はコンビニでもプロテインが含まれているオヤツが置いていたりするので、普段の食事にプラスしてあげると良いですね。
まとめ
髪質改善を長持ちさせることは決して難しいことではありません。
日頃のホームケアを見つめ直し、自分にはどんなケアが合っていて続けやすいのかを知ることが大切です。
まずはサロンに行った際に美容師さんに聞くのも良いですし、今回ご紹介したホームケアから自分でできる範囲で少しずつ始めてみるのも良いですね。
続けられるように無理せず頑張りましょう!