パサパサな髪の毛痛み改善で知っておきたい原因とケア方法

髪の毛の痛み(傷み)は女性にとって大きな悩み。
パサパサな髪やチリチリになった髪だと、まとまらないし何といっても「キレイに見えない」というのが本音の部分かと思います。
そこで今回は、髪質改善を得意とする福岡南区の美容室「イーズヘアー」が、髪の毛の傷みを改善するケア方法や知っておきたい原因についてお伝えしていきます。
1: 髪の毛の痛み改善(傷み改善)には原因がある
髪の毛が傷んでいるとは、どういう状態を言うのでしょうか。
言葉だけで伝えるなら
- パサパサ
- チリチリ
- ゴワゴワ
- ボワッ
- カサカサ
これらの言葉(これをオノマトペと言いますが)の印象からもわかるとおり、
- 髪の毛にツヤが足りない
- 髪の毛にうるおいが足りない
- 髪の毛に柔軟さが足りない
ということが簡単にイメージできます。
では、こういったことがどうして起こっているのか考えてみますと、たいていは次のような理由となっています。
(1)髪の毛の構造を知ろう
髪の毛は3層から出来ています。一番外側が「キューティクル」。聞いたことがありますよね。
キューティクルの内側には「コルテックス」と呼ばれる成分。コルテックスは主にタンパク質から出来ていますし、水分を含んでいます。
コルテックスの内側、髪の中心部には「メデゥラ」と呼ばれる部分があります。
(2)ポイントは「コルテックス」
3層の中で注目していただきたいのが2層目の「コルテックス」。この層には髪のツヤやコシ、うるおいに関係の深い
- タンパク質
- 水分
が含まれています。ここできちんとタンパク質や水分が含まれていると、髪はしなやかでツルツルな状態になりやすいのです。
しかし、髪の外側にあるキューティクルに負担がかかりはがれてくると、コルテックスに含まれているタンパク質や水分が外へどんどんと流出していまうんですね。
そうすると、髪の毛に必要な2つの成分が不足し、結果として
- パサパサ
- チリチリ
- ゴワゴワ
- ボワッ
- カサカサ
という状態が生まれてしまいます
(3)こうなる原因は?
では、どうして髪の毛の外側で、本来ならうるおい成分を守るキューティクルがはがれるのかというと、次のような原因があります。
- シャンプー
シャンプーは頭を洗うために必要ですが、同時にどのようなシャンプーを使っても髪の毛に負担がかかります。また、髪の毛は濡れるとキューティクルが開く性質を持っているため、ゴシゴシと強い力でシャンプーをつけて頭を洗うと、簡単に髪の毛の表面が傷つきます。
- 自然乾燥
濡れた髪はキューティクルが開いている状態です。ということは、タンパク質や水分が流れ出ている状態です。
自然乾燥は、この状態を放置していることになります。また濡れた髪のまま眠ると、まくらやふとんで髪の毛が擦れますからキューティクルへの負担も増し、どんどんとはがれてしまう可能性が高くなります。
- ドライヤーなどの熱
髪の毛は熱に弱い性質があります。そのため髪の毛を思い通りにまとめるため、ドライヤーやアイロン、コテを使いすぎると熱でダメージを与えてしまうことになります。
- カラー
カラーはおしゃれですが、いくら「髪にやさしい」と言っても負担がゼロになっていることはありません。
カラー剤をコルテックスまで浸透させることで髪の色を変化させていますから、傷みの原因になるのも当然なのです。
このように、傷みの原因は身近なところにあります。ただ、こういったことを全部やめると「おしゃれ」を楽しむこともできません。
では、どのようなことに気をつけておけば、おしゃれを楽しみながら髪の傷みも改善できるのでしょうか。
2: 自分でできる髪の毛の痛み改善方法
自分でできる髪の毛の傷み改善方法を知っておきましょう。
(1)シャンプー
できるだけ髪の毛や頭皮にやさしいシャンプー。あなたの髪質にあったシャンプーを選ぶようにしてください。
できればいつも通っている美容室で相談し購入されるのがおすすめです。ドラッグストアなどで販売しているシャンプーよりも値段は高くなりますが、これからも長く付き合う髪の毛ですから大切にしてあげてください。
(2)トリートメント
こちらも大切なのは、あなたの髪質にあったものを選ぶことです。トリートメントに関しては、間違ったものを選んだとしても髪へ良くない影響はほとんどありませんので安心ですが、効果を実感することはできませんのでもったいない買い物になってしまいます。
できればシャンプーとセットで購入してもらうのがおすすめです。
(3)ヘアオイル
流さないトリートメントという言い方もあります。
ドライヤーの直前や後につけるトリートメントです。
少量でいいのでつけてもらうと髪へかかる負担をやわらげる効果が出てきます。
(4)ドライヤー
ドライヤーを使うときは、熱に注意しましょう。
根元から乾かし80%くらい乾いたら、冷風にして毛先を乾かすのが基本です。
(5)紫外線対策
外出が多い人は難しいかもしれませんが、できるだけ紫外線対策をしておくことで傷みが軽減します。
(6)食べ物
食生活を見直すことも大切です。コルテックスに必要な成分である「タンパク質」不足を改善するようにしましょう。
お肉やお魚を積極的に食べることもおすすめです。また、食事から取りにくい方は「プロテイン」なども効果が期待できます。
(7)ブラッシング
シャンプー前などのブラッシングを習慣づけましょう。これだけでも変化が出てきます。
(8)カットする
傷んだ髪は放っておいても治りません。いくら伸ばしても毛先に進むだけで傷んだ状態が勝手に回復してツルツルにはならないのです。
でも新しい髪の毛は、普段の習慣でツルツルの髪の毛が生えてきますから、傷んだ髪をカットしながら伸ばしていくのが最善の方法です。
3: 髪の毛の痛み(傷み)を根本から解決するには
これには3つの方法があります。
(1)食生活
食べるものは私たちのカラダを作る源です。栄養不足にならないよう、しっかりと栄養バランスを考えた食事を意識しておきましょう。
特に、髪の毛に必要なタンパク質は、ダイエットを考えておられる方に不足しがちです。
(2)生活習慣
髪の毛もカラダの細胞のひとつですから、生活習慣の影響を受けています。
- ストレスをゼロにすることはできませんので、解消方法を見つけておく。
- できるだけ早寝早起きをして、睡眠サイクルを整える。
- 適度な運動でカラダの内側から健康にする。
- 乳酸菌などを取って腸内環境を整えることで、食事から必要な栄養成分を吸収しやすくする。
こういったことも大切です。
(3)髪の毛を内側から改善
髪の毛の傷みが改善しづらい。いろいろやったけれど効果が実感できない。
美容室から帰ったときだけツルツルで、翌日になると効果が半減。
こんな経験を繰り返しておられるのなら、髪の外側の改善やケアではなく内側からアプローチすることも大切です。
例えばイーズヘアーがおすすめしている「ヘアエステ」は、髪に必要な栄養成分を内側から取り入れるようになっていますので、栄養不足になっている髪の毛を健康な状態にすることができるでしょう。
そうすると、タンパク質や水分も保持されやすくなり、少しずつではありますがツヤやコシが戻ってきて
- パサパサ
- チリチリ
- ゴワゴワ
- ボワッ
- カサカサ
が改善されていきます。1度だけのヘアエステで、ずっと効果が出続けることはありませんが、1ヶ月から1.5ヶ月に一度続けていただくことで徐々に改善されていきます。
4: まとめ
パサパサな髪の毛は女性なら誰しも気になること。
まずは自分でできるケアからはじめていただきたいと思います。
そして、できれば通っておられる美容室で相談し、あなたの髪にあったシャンプーやトリートメントを教えてもらって使ってください。
どうしても改善しないという場合は、あなたのお近くの美容室で「髪質改善」を相談されるのが良いと思います。
このページをご覧のあなたが福岡の南区にお越しいただける方であれば、イーズヘアーのお問い合わせからメッセージを送っていただけますと、いつでも無料でご相談いただけます。