30代からの髪質を良くしサラサラにする5つの方法と知っておきたいNGポイント

大人女性のお悩みで多いのは、忙しいときに限って思うように髪がまとまらないことでしょう。
ボワっと膨れてしまっていたり、カサカサで乾燥した状態になっていたり、ちょっとゴムで括っているとクセがついてうねったり。
もっと髪質を良くして、いつも魅力的な髪型を楽ちんにできないかなと感じておられるはずです。
そんなあなたへ、髪質改善を専門に行う美容室イーズヘアーが、髪質を良くするために大切なことを、ひとつずつご紹介していきます。
Contents
1: 髪質を良くしサラサラにするために知っておきたいNGなこと
髪質を良くするためには、知っておきたいNGなことがあります。
(1)髪は放っておくと髪質が治ってくる
けがをしたときにできる傷と同じように、熱や薬剤で髪にできた傷も放っておくと自然に治癒して、そのうち髪質も改善するのでは。
そんな風に思っている方もいらっしゃるようですが、残念ながら髪の毛には皮膚のような自己修復機能は備わっていないのです。
髪の毛が傷ついた場合、放っておくと傷ついた部分がどんどん毛先になっていくだけで、修復されることなくそのまま残ってしまいます。
髪についた傷は、一度カットするまでなくなりません。
(2)シャンプーを使わずに洗う
髪質を向上させるためには、シャンプーを使わずにお湯だけで洗うのがいい、という話が一時期広まりました。
確かにシャンプーには薬品が入っていますから、頭皮や髪への負担がゼロではありません。そのため「ノーシャンプー」という方法が登場したのだと思いますが、これ、美容師から申し上げますとNGです。
というのも、お湯だけでは髪についたホコリや汗などは洗い流せるのですが、排気ガスなど油分を含んだ汚れはシャンプーの力を使わないと洗い流せないんですね。
外出することがないのなら、油分を含んだ汚れもつきにくいかもしれないですが、お仕事や買い物などで外出されることもあるでしょうから、どうしてもしつこい汚れがついてしまうはずなんです。
(3)自然乾燥が髪質を良くするんじゃないの
これもNGです。
ドライヤーの熱で髪に負担がかかり、髪が傷む原因になるというイメージから、髪にやさしい「自然乾燥」をされる人もいます。
でも、自然乾燥させると髪と髪に摩擦がおこりやすくなり、傷みの原因になることもあります。また、濡れた状態の髪は表面のキューティクルが開いている状態なので、そのまま放置すると水分などが減ってしまい髪を痛める原因にもなります。
(4)傷みすぎた髪を良くすることは無理
そんなことはありません。このあきらめはNGです。
髪は1ヶ月に1cmくらいは伸びてきます。ということは、今は傷んでいる部分が多いけれど、傷んだ髪をカットしながら新しく生えてくる美しい髪を伸ばせば、あなたの髪質も良くなっていくはずです。
2: 髪質を良くするためには原因が大切です
いかがでしょうか。NGなことを信じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ある一面だけを見ると「良くすること」なのかもしれませんが、トータルで見ると髪に別の負担がかかることになるんですね。
では、髪質を良くするために大切なポイントである「原因」について見ていきましょう。
髪質を良くしたいということは、今は「あまり良くない」ということです。そして「良くない」ということには必ず原因があるはずです。
もし原因がないのなら今の結果もありませんので、あなたの髪質も良いままだったはず。
そんなことで、2つの原因を見ていきます。
(1)外側の原因
あなたの髪が次のような状態になりがちなら、髪の外側に原因があるかもしれません。
- ツヤが出ない
- パサつき感がある
- 指を通すとひっかかる
- ツヤがないので老けて見える
- CMの女性のように髪が軽く動かない
主に髪の毛の外側にある「キューティクル」に負担が強くかかったためではないでしょうか。
今のうちにキューティクルの修復を行うことで、素早く髪質を良くすることができるでしょう。
もし、「困ったなぁ~」というだけで放っておくと、次の原因になってしまうこともあります。
(2)内側の原因
- 枝毛
- 切れ毛
- チリチリ
- コシがない
髪の毛の内側にダメージが出ている可能性が高い状態です。
この状態はキューティクルへの負担が続いたことで、髪の内部までダメージが到達した場合になりやすいです。
また、年齢が進むことで髪の内部に必要な栄養成分が低下し、髪の毛の中からダメージが出てきているという場合もあります。
いくらトリートメントを使っても効果が感じられない。
美容室から帰ったときだけツルツルで、一晩たつと元に戻る。
こんなケースも内側に原因があると言えるでしょう。
3: 髪質を良くしサラサラにする方法
それでは髪質を良くしサラサラにする方法をお話していきます。
3.1: シャンプーの選び方
シャンプーの選び方は大切です。というのも、シャンプーは基本的な役割として髪や頭皮にある油脂を取り去ることですから、髪の毛にとっては負担でしかありません。
そこで毎日使うシャップーは、適度な洗浄力で髪にやさしい成分が入っているものを選ぶのがポイントです。
アミノ酸系シャンプーや、ノンシリコンシャンプーなどありますので、あなたの髪質にあったものを選びましょう。
ご自身で選ぶのが難しい場合、迷ってしまった場合は通われている美容室のスタッフに相談してみてください。
3.2: トリートメントの選び方
シャンプーよりも髪質にあわせないといけないのがトリートメントです。
あわないものを使っても髪を痛めることはありませんが、思ったような効果を期待することもできません。
トリートメントこそ、いつも通っている美容室で相談して選んでいただきたい商品です。
また、トリートメントは使い方にも注意が必要です。
トリートメントは、シャンプーの後にしっかりと水分を取った後につける。
トリートメントをつけるときは毛先から根元へ向かってなじませる。
目の粗いクシでトリートメントを全体になじませ、必要な時間放置する。
シャンプーの後、水分が残ったまま慌ててトリートメントをつけて、すぐにシャワーでザーって流してはいけません。これは何も効果が出ませんので大変もったいない使い方をしています。
3.3: 洗い流さないトリートメントの選び方
ヘアオイルとも呼ばれている商品です。
こちらも間違った物を選んだからといって髪が傷むことはありません。でも、できるだけ自分の髪にあったものを選んでおきたいところです。
美容室で使われているものを教えてもらうのも方法です。
髪のツヤが変わります。
3.4: 洗い方
洗い方にもポイントがあります。面倒なのでやらない人もいますが、髪質を良くするためには実践していただきたい方法です。
(1)ブラッシング
ブラッシングで髪についている汚れを落としましょう。
これだけでも、シャンプーの泡立ちが変わります。
(2)洗う
シャンプー前にしっかりすすぎましょう。
(3)シャンプー
手のひらにシャンプーを出して泡立てます。泡だったところで髪の毛全体になじませます。
そのまま泡立て、シャンプーで頭皮までしっかり洗いましょう。
(4)マッサージ
指の腹の部分で頭皮をやさしくマッサージしましょう。血行が良くなり抜け毛防止に役立ちます。
(5)流しましょう
シャンプーを流します。ここで注意したいのは、シャンプーの流し忘れがあることです。
丁寧にたっぷりのお湯で流してください。
3.5: 乾かし方
いきなりドライヤーでブンブン乾かしてはいけません。
(1)タオルで水分を取る
髪に残っている水分をタオルでやさしく挟むようにして取ります。
(2)ドライヤーの温風を使う
温風で髪の根元から乾かしていきます。
ドライヤーの風を上から下に向けて乾かすのがコツです。
そして、乾かすときの基本は、髪の毛を頭の後ろから前へもっていくことです。これは美容室で見ておくと大変わかりやすいです。
(3)80%くらいで冷風に
80%くらい乾いたら冷風にして、髪の毛が受けた熱の負担を軽くしてあげましょう。また、毛先部分は少し濡れているかもしれませんので、冷風で90%くらいまで乾かしてあげましょう。
4: よりサラサラな髪質に改善するには
髪質を良くする方法をご紹介しました。
これだけでもあなたの髪質は徐々に変化していくはずですが、もっとツルツルな髪質に改善したいという場合は、髪質改善の一つである「ヘアエステ」をイーズヘアーはおすすめしています。
ヘアエステは髪の内部に必要な栄養成分を取り入れるようにしていきますので、髪本来のツヤ、コシなど、美しさの改善が期待できます。
一度でいつまでもサラサラということはありませんが、継続してヘアエステを行うことで髪の内部から変化が訪れ、髪のまとまりも楽になっていきます。
5: まとめ
髪質は普段の生活からも改善していくことができます。今回お話しました5つの方法を実践していただくことで、あなたの髪質も良くなっていくでしょう。
また、最後にお話しました「髪質改善」という方法もありますので、よりツルツルな髪質を手に入れたい、まとまりやすい髪になりたい、若々しいコシやツヤへ改善したい、という方は検討されてみてはいかがでしょうか。